ハートマン(Hartmann)は、1877年にウィスコンシン州のミルウォーキーで旅行鞄のメーカーとして誕生しました。その歴史は130年以上にもなり、アメリカで最も歴史あるトラベルバッグメーカーとして知られています。ハートマンの鞄は、一つ一つ熟練した職人の技で作られる確かな品質と、その時代のニーズに対応した革新的なデザインで、常にアメリカのエグゼクティブ達に愛されてきました。現在でも、ハートマンの鞄を愛用するセレブリティは多く、また欧米を中心に格式のある旅行・ビジネスバッグとして定着しています。

 

ハートマンを代表する素材 Belting Leather (ベルティング・レザー)

ハートマンの代表的な革素材であるベルティングレザーは、より耐久性のある旅行鞄を作るために、発電機などの動力部分などのベルトに使用されていた工業革を応用し開発されました。ベルティングレザーに使用されるのは北米産ステアハイド(生後3ヶ月から6ヶ月の間に去勢された牡の成牛の皮)を、タンニンで約8〜10週間かけなめしたもの。使い込むごとに味が独特の味がでてくるのが大変魅力的です。

 

 

 

 

 

ファースト・レディが愛した鞄

米国第22代大統領クリーブランド(1885-89)婦人は、ハートマンの鞄に魅せられた愛用者の一人。新婚旅行の際にはハートマンのトランクを携えて行きました。裏地までこだわった丸いフォルムの美しいトランクは、置いてあるだけで存在感があります。

 

 

 

厳しい耐久性テスト

1877年の創立以来、ハートマンの鞄は品質と耐久性の両方を兼ね備えた最高級の鞄として知られています。その確かな品質は妥協をしない商品開発にあり、全ての鞄はウィール、ハンドル、ジッパー、ステッチなど、実際の使用に耐えられるか厳しい耐久性テストを繰り返し、クリアしたものだけが商品として市場に出されてます。

落下テスト-空港で預けたときに、落ちたり投げ込まれたりしても問題がないか調べるため、荷物を詰めた状態のモービルトラベラーを、鑢、金属、木片などを入れたドラムの中で7000回まわし、目だったダメージがないか調べます。

ハンドルテスト-モービルトラベラーの上部と横のハンドルは30000回の持ち上げテスト、引っ込み式のハンドルは1125回のテストを施しています。また、8000回の開閉を繰り返し、ずれがないか調べられます。

ウィールテスト-荷物を詰めた上体のモービルトラベラーを、サンドペーパーのベルトの上を45度に傾けた状態で時速4.8キロの速さで160キロ走らせ、素材の磨り減りなどチェックしています。

3点テスト-モービルトラベラーのハンドルの竿の部分に圧をかけ、曲がりや折れがないかを調べます。362キロの圧力に耐えたものだけが商品としてせいぞう

 
 

一切妥協せず最高品質を保ち続けるハートマンの鞄を一つお試しになってはいかがでしょうか。